今や定番の発信方法になったYoutubeなどの動画配信
こんにちは、おい!ITです。
今やどこもかしこも、配信、配信です。Youtubeから始まり、インスタ、ニコ生、TikTok、イチナナ、ふわっち等流行ってますね。ブログは一時のブームに終わらず15年ほど続く定番となってますが、動画配信も、流行るサイトは変われども、これからは無くなることはなく定番になっていくのではないでしょうか。
タレント・芸人も自らで配信する技術を求められる時代
そんななか、今までのようにテレビ局やラジオ、制作会社に頼らず、タレント、芸人が自分自身で発信する技術が求められています。今回はそのために必要な、最低限のモノから紹介していきたいと思います。
ポイント
- ある程度のクオリティで配信するため、最低限パソコンが必要になります。
- 音声を処理するためのマイクと、映像のためのウェブカメラを使います。画質よりも音の聞き取りやすさが何よりも大事ですので、ビデオの画質よりも音にはこだわりましょう。
- 配信ソフトは無料のものを使用します。後述するポンだしソフトは有料です。
※今回はiPhoneやAndroidスマホのみの配信は除きます。
ある程度のクオリティに必要な機材5種類
ここからは実際の機材を紹介していきたいと思います。とにかく安い機材と、クオリティの高い機材をそれぞれ紹介しています。予算に合わせてどちらがいいか考えてみましょう。
ウェブキャスティングミキサー「YAMAHA AGシリーズ」
ミキサーですが、実はこれは、あえて選択肢を設けません。安物過ぎるのを買うと、マイクやヘッドフォンがなど、他が高くつくのです。また、高いものを購入しても、音楽制作用としての製品だったりします。ここは迷わずYAMAHAのAGシリーズを買いましょう。ウェブキャスティングミキサーと名乗っているだけあって、大変配信に特化された製品です。マイクが1個でいい人はAG03、マイクが2個必要な人はAG06がオススメです。
こちらのメリットは
- PC用マイクやイヤホンが使える。(ステレオミニプラグと言います)耳掛け用のヘッドフォンを買わなくて良いため気軽に始められます。
- 同じくステレオミニプラグを使って、iPhoneや携帯音楽プレーヤーなどからBGMをミックスできます。
- パソコンの音とマイクの音を同時にミックスして配信できます。ループバック機能と言います。
このAGシリーズはとにかく配信に特化した機材ですので、痒いところに手が届きまくりです。他の機種を買って、あれができないこれができない、追加で別の機材が必要になったなど、後から気づくことが結構あります。(筆者も過去に経験あり。)15000円〜18500円ほどしますが、後々のことを考えると、1万円以下のミキサーを買うよりもこちらがオススメです。
ウェブカメラ
とにかく安くていいのであれば、2000円くらいのウェブカメラを買いましょう。ちょっと贅沢できる人は8000円くらいのロジクールがオススメです。画質はだいぶ違います。しかし、大事なのは音声ですので優先順位を考えましょうね。
マイク
こちらも安くて定評のある、ミニプラグ端子のコンデンサーマイク「ソニーECM-PCV80U」を買いましょう(4000円ほど)。他のミキサーにはミニプラグタイプの端子が刺せない場合もありますが、先ほどのYAMAHAのAGシリーズは大丈夫です。こういう安いマイクが使えるところが、AGシリーズの良いところです。
また、マイクの音質をもう少し良くしたい人は+48Vファンタム電源のコンデンサーマイク「オーディオテクニカAT2020」などを買いましょう。見た目も本格的です。上位機種の「AT2050」は価格は25000円ほどしますが、ノイズカットや音の指向性というものを変えるスイッチがあります。
モニターヘッドフォン
安くてもいい人は、1000円くらいのイヤホンで大丈夫です。また、iPhoneなどに付属している付属のヘッドフォンなら無料ですね。こういうところも、ミニプラグ端子が挿せるYAMAHA AGシリーズならでは。お金をかけられる人はスタジオ録音でも定評がある「ソニーMDR-CD900ST」がおすすめです。
パソコン
MacとWindowsどちらでも大丈夫ですが、複数のサイトに同時配信をする場合は、かなりのパワーが必要です。一つのサイトだけに配信をするのであれば、MacBook Airくらいでも大丈夫ですし、Windowsであれば10万円以下のパソコンでも大丈夫だと思います。5万円以下のパソコンでは流石にちょっと無理かなという気がします。パワーが足りないと、コマ落ちしたり、音ズレしたりしますので。
配信に必要なソフトウェア2本
無料配信ソフト「OBS」
こちらは配信でよく使われているソフトです。youtubeやTwitch、ニコ生などに同時配信できる機能がついていますので、特にこだわりがない人は迷わずこのソフトを使用するといいでしょう。
Open Broadcaster Software | ダウンロード
効果音ポン出しアプリ「KLANG2」
番組制作に欠かせないのがポン出しですね。こちらの「KLANG2」は、ファンファーレや、クイズ効果音などが標準で搭載されています。また、自分で作成したジングルやBGMなども簡単にボタンに割り振ることができます。ラジオの生配信などで大活躍でしょう。一度買えばiPhone/iPad版どちらも使えます。iPad版は画面が大きく、ボタンが大きいので、より直感的にポンだしできるのでオススメです。iPhone/iPadとAGシリーズをつなぐのは以下のようなステレオミニプラグケーブルがあれば大丈夫です。
まとめ
以上、配信に必要な機材とソフトウェアの紹介でした。いかがでしたでしょうか?
タレントや芸人さんで、パソコンや配信機材に慣れていない人は大変ですが、これらの機材を少しだけ勉強して、できるだけ安上がりに配信を始めましょう!アクセスやチャンネル登録数が増えて、結果が出てくればどんどんいい機材が買えますので、まずは最初の一歩から!頑張ってください。
- これからは芸人もYoutubeの時代だ!
- マネージャーさんと「配信とかやってみたいね」と話しているタレントさん。
- フリーだけどどんどん発信していきたいタレント・芸人・アナウンサー等々。
こんな方はぜひ挑戦してみましょう!